コーチングの手法 勇気づけ 信念を大きくし固めていく

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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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コーチングの手法でX先生が教育実習を終えた大学生Aさんにコーチング

 Aさんを勇気づける



「今どんな感じ?」(X)


「本当私この3週間よくがんばってきたなあって」(Aさん)



「僕もすごいなあ、本当にAさんのがんばり半端ないなあーって思ってみてたよ。このがんばりができるって、やっぱりいっぱい今までがんばってきたからだと思うよ。今まで例えばどんなことがんばってきた?」(X)




「うーん、中高大とバスケット続けています」(Aさん)


「そうなんだ、じゃあそこで何を一番学んだ?」(X)


「仲間と一緒に、目標に向かって苦しくてもがんばっていくこと」(Aさん)


「ふーん、素晴らしいね。ほかにがんばったことは」(X)

「大学に入ってからは、休みにいっぱいボランテイアがんばりました。小学校の時、大雨の災害で家に泥がいっぱい入って来て・・・・・その時に多くのボランテイアの人に助けられて。だから恩返ししたいって思って」(Aさん)



「ほかに頑張ったことは?」(X)




「高校の時には生徒会活動がんばりました。体育委員長になって、体育祭を中心になって運営しました」(Aさん)




「なるほどね。Aさん、いっぱいがんばってきたんだね。僕の予想した通りだ。でないと、今回のようながんばり、なかなかできないものね」(X)




「Aさんは、本当すごい頑張り屋さんなんだね。すばらしいね。いろんなことにいっぱいがんばってきたことが、Aさんの今の土台になってるんだね」(X)



「この2週間、僕はAさんのことどう思っていたと思う?」(X)


「失敗を繰り返しながらも、チャレンジをしつづけて成長してきたって・・・・・そんなふうにみてもらえてたら、嬉しいです」(Aさん)



「なるほど!ドンぴしゃだ!本当にその通り。失敗しても失敗しても、チャレンジチャレンジチャレンジ!すごいガッツだなって思った。そして、その失敗の数だけ、チャレンジの数だけどんどん成長していくAさん、やるなーって思ったよ」(X)




「そう思ったのは僕だけかな?」(X)



「うーん、どうだろう!」(Aさん)



「教科でサポートしてくれたC先生は?ホームルームのD先生は?いつも一緒に勉強していた、実習生もEさん、Fさん、Gさんは?」(X)


「・・・・・」(Aさん)


「間違いなく僕、あるいは僕以上にそう思っていたはずだよ」(X)


「だったらとっても嬉しいです。(Aさん)


「僕は、D先生やGさんから、『Aさん、すごい!』ってなんども聞いたよ」(X)


「うわー!!とーーっても嬉しいです!」(Aさん)


今回のコーチングについて。Aさんの「私はがんばれる人」という信念。今回の実習だけでなく、過去の事例を数多く出すことにより、また頑張っているということを認めている人が数多くいることを認知することにより、「私が頑張れる人」という信念をより大きく、また固めていくコーチングです。


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