リーダーの使命 メンバーにリーダーシップを発揮すること
リーダーの仕事。それは、リーダーシップを発揮していくこと。明確な方針を決定し、その方針を実行するためにチームのメンバーを鼓舞すること。・・・あなたはリーダーの仕事ができていますか。
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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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リーダーのリーダーシップの取り方
リーダーになった以上、最低の責任はリーダーシップを発揮することだと思います。リーダーがそれを放棄したならば、動力のない船のようなもので、チームは大海原をただ漂うのみです。
だから、リーダーになった以上、必ずリーダーシップを発揮する必要があります。必ずです。
でもリーダーのリーダーシップの取り方にもいろいろな形がありますよね。
たとえば、みんなで議論して方針を決めて、その決まった方針でチームが動いていく。リーダーは、「みんなで決めたこの方針で一致団結して頑張っていこう」とチームを鼓舞する。こういう感じなら、とてもスムーズに動いていきますよね。
ただ、多くの場合、みんなで議論しても、意見が割れてまとまらない場合も起こってきます。その時、リーダーはどうしたらいいのでしょう。
これもいろいあります。徹底的に議論を続けていく。折衷案をさぐっていく。まとまらないなら今回は見送る・・・・・・いろんな方法をとっていいと思います。
こんなリーダーシップがとれたなら
ただ、これもできるリーダーでありたいなと思います。
それは、割れた意見の一方を選択し、「今回は意見が割れたれど、こっちの方針で私が行きたいと思うので、みなさん、ご不満の方もおられるかもしれませんが、これでいきますので、どうぞよろしくお願いします」とリーダーがしっかりリーダーシップを発揮することです。
できたらほしいリーダーシップ
さらに、難しいですが・・・・・・・
次のようなリーダーシップがとれたなら、本当に素晴らしいなと思います。
それはリーダーが出した案に対して、全員が反対した場合でも、時に
「今回は全員反対のようだが、私はこの方策ですすめていきたいので、いろいろ気持はあろうが、どうぞよろしくお願いします」
と言い、全員が反対する案を推進していくというリーダーシップです。
たとえばリーダーが
「この案が通らなければ、リーダーから私はおります。誰か別の方がやってくれたらいい。これは、脅かしでも嫌味でもない。率直にそう思っています。とにかくやらせてほしい」
「この方向ですすめていって結果がでなければ、私は責任をとって辞めさせていただきます。なのでどうしてもこの方向でいかしていただきたい」
「みなさんの反感を買うのを恐れず言います。絶対に今回はこの案の方が正しいです。なので、私を信じてこれでやらせてほしい」
というような覚悟をメンバーに吐露し、強烈な意志を示していくというリーダーシップです。
中小企業の社長とかカリスマ経営者なら簡単しれませんが・・・・・・
通常の組織では、なかなかとりにくい難しい形のリーダシップだと思います。
私自身長く生きてきて、組織の中でこういった形のリーダーシップを発揮する場面にであったことはそう多くありません。
私も憧れますが、なかなか難しいなーと思います。
ただ、思うのは・・・・・・・・・
こういった姿勢を示した時に
◆わかりましたよ。リーダーがそこまで言うのなら、ついていきますよ。
◆難しいことはわからないけど、あんたと一緒ならどこまでも行くよ。
◆私たちはリーダーであるあなたの判断に賭けますよ!是非がんばりましょう!
とメンバーたちに言ってもらえるような関係を築けたらいいなと思ったりします。
どうでしょう。こんな発言がでるようなチームにするためにはいったいどうやっていけばいいのでしょう・・・・・・
リーダーシップって本当に奥が深いですよね。
さて、みなさんはどんなリーダーシップをとられていますか。
メンバーに明確な方針を示せていますか?
メンバーと強固な信頼関係が築けていますか?
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