リーダーの条件 人間を知る 山本周五郎さんの言葉より

山本周五郎さんが、一時大好きでよく読んだ。貧しい中で生きる人間の哀歓など、心に刺さる部分が多かった。また、『樅ノ木は残った』や『栄花物語』により、歴史が一層好きになっていった。さらに「泣き言はいわない」は、私をいつも励ましてくれる大切な言葉である。



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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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リーダーの条件 人間を知る 山本周五郎さんの言葉より




泣き言はいわない













人間は調子のいいときは、自分のことしか考えないものだ。自分に不運がまわってきて、人にも世間にも捨てられ、その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、見るもの聞くものが身にしみるようになる。













一度本音を吐いてしまえば人間案外肝が据わる












どんなに賢くっても、にんげん自分の背中を見ることはできない。













心に傷をもたない人間が つまらないように、あやまちのない人生は味気ないものだ。















貪欲や不義不正や、貧困やみだらな肉欲の争いが絶えないとしたら、それがそのまま人間生活というものではないだろうか。清潔で汚れのない世界は空想だけのもので、そういう汚濁の中でこそ、人間は生きることができ、なにかを為そうという勇気をもつのではないか





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