リーダーシップ 信頼が土台


ずっと信頼について話をしてきていますね。今日は信頼の土台について話をしたいと思います。


三つほど例をだしましょう


日産を率いて素晴らしい業績をたたき出したゴーン会長


高校野球の時代からスターで西武・巨人で大活躍した清原選手


ジャニーズのTOKIOのメンバーとして輝いていた山口達也さん


どういう風になったか・・・・・みなさんご存じですよね。
三人とも、すごい活躍をしてきていたのに・・・・・・・大きく信頼を失ってしまいました。



リーダーシップを発揮するためには、支持してくれる人、応援してくれる人、ついてきてくれる人が必要です。いくら自分がリーダーと、自分でいっていても、そういう人たちがいなければリーダーシップは発揮できないのです。


上にあげた3人の人物は様々な魅力のあるすぐれた人たちです。そういう能力の高い人たちでも、一瞬にしてリーダーシップの力を失うことがあるのです。それはどういうときかというと、リーダーシップの土台である、人間性とか人格、品格といったものが崩れ、信用されなくなった時に起こるのです。


いくら能力があっても、この土台が崩れてしまうと、信頼されずリーダーシップを発揮することができません。いくら正しいことをいっても、信用されないことも多くなってきます。あるいは正しいことを認めても、支持してもらえないことさえおこってきます。


「あの子がいうことは正しいのだけれども、あの子がいうからやりたくない」なんてことはしょっちゅうおこっていることです。



だからリーダーシップの土台である人間性、人格などをしっかりさせておく必要があるのです。


人の悪口をいっていないか。    自分の言葉に一貫性があるか。


謙虚であるか。          自分の得になることばかりおいかけていないか。


約束を守っているか。       嘘をついていないか。


人を助けているか。        みんなのために・・・・・という動きをしているか。



自分自身のリーダーシップの土台を各自点検してみてください。


さて、しばらく前に外国でウエイタールールという言葉があるのを知りました。お金を払ってサービスをしてもらうウエイターさんに対してどんな態度をとるのか。丁寧に親切に接するのか、それともお金払っているのだからといって、傲慢に横柄に接すのか?そこでその人の人格を判断するというものです。


あなたはどっちのグループに属しますか。



「王子様には王子様らしく、囚人には囚人らしく」ではなく、


「すべての人に人間らしく」接する姿勢をもちたいものです。