簡単に自己変革できる方法
「やはり創業期に、大口客に「モーターの厚みが半分で、同じ力を出すなら、全量注文する」と言われ、技術者を集めたが、みんな首を振った。そこで「いまから『できる、できる』と100回言うから、お前らも一緒に言え」と指示。1000回ほどまで唱えたら、「あっ、社長、何かできる気分になってきました」との声が出た。画期的なことをやるというのは、そういうことなのだ、と思った。」https://president.jp/articles/-/1921?page=2&display=bプレジデントオンライン
日本電産の永守会長のこの話が好きだ。永守会長は言う。できなさそうなことでも、「できる!」と唱え続ければできそうな気分になってくる。そう、脳に流れるホルモンが変わるのだ。永守会長はこうも言う。頭のいい人は、できないと思うと「できない!」という理由をこれでもかというほどたくさん並べて持ってくると。
*永守 重信(ながもり しげのぶ、1944年8月28日 - )は日本電産の創業者。『フォーブス』誌によると2018年3月時点の総資産は5760億円で、日本長者番付で6位。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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そう言葉が変われば、感情、思考、行動、そしてその結果が変わっていくのだ。教育に長く関わって、クラブの指導や受験指導を数多く行った。
よく日誌を多用した。そこでマイナスの発言が多かったりすると、それを禁止するようにした。
また「一切、私の前ではマイナスの発言、弱気な発言はやめなさい」特に運動部の生徒には厳しくこのことを指導した。
「同じ力量の選手がいて、私は絶対結果出します。私を起用してください」という選手と「私は・・・・・(弱気)」という選手がいた場合、どっちの選手が結果を出しそうな気がするか?
と問うと、生徒たちは全員前者と応える。
「じゃあ、その方向で物をしゃべるようにしなさい」と私。
2年くらい、こういった指導を行うと、強気の言葉がかなり多くなる。全く別人のように強く成長していく場合もある。
受験指導においては、少しトーンは弱まるが、基本は同じである。そして、よく宣言をすすめた。
「今日は帰ったら必ず5時間勉強します」「10日後までに英単語100個マスターします」「〇〇大学に合格します」・・・・・こういったことが言える人がいるなら、数多く言いなさい。
今は言える人がいないなら、言ってる自分をしっかりイメージしなさい。日誌には、毎日必ず書きなさい。
その言葉が、当たり前に自分に流れるようにしていくのである。
自分で自分に言い聞かすアファーメーションも効果はあるが、他人への宣言は自分自身のへの刻み込み方が深いため、より高い効果を発揮するのではないかと考えている。
コーチングにおいても、この手のワークを行う。
私 「こんな強気な言葉今は言えないこれを五つ、これなら言える思うことを五つ、
合計10個ほどあげてください」
Aさん 「今は言えないことですが・・・『来年中に会社やめます』『ネット通販で起業
します』『大成功して豪邸を建てます』・・・」
「言えることは『僕はいつも進化することを心掛けています』『迷ったら必ずGO
するようにしています』『僕の生活信条はチャレンジです』・・・」
私 「じゃあAさん、他人に言えないことは、必ずノートに毎日書くようにしてくださ
い。また、家族や仲のいい友達に言えるようなら、言うことにチャレンジしてみて
ください。
また、言える言葉は二週間後までに、一つずつを他人に一日10回以上言うよう
に努力してみてください。」
「どうでしょう、これならできそうですか?」
Aさん「それなら、多分できますよ」
私 「そうですか。それは楽しみです。それが言えた回数もノートにつけておいてくだ
さい。」
「二週間後が楽しみです」
きちんとそのワークをやりきったAさんは、以前より自信に満ちた態度に変化した。使う言葉のグレードを徐々にあげていき、Aさんは自分の夢に向かって歩みを進化させ、その後大豪邸まではいかないが、起業に成功し、今まさに頑張っている。
皆さん方がご存じのとおり、まさにこうです。
言葉が変われば心が変わる
言葉が変われば心が変わる
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
ウイリアム・ジェームス(アメリカの心理学者)
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