信頼を高める簡単な方法

よくこんなことを聞きますよね。それは、クレーム対応は顧客との信頼関係を築くチャンスだと。


クレームがあった時に、とても熱心に耳を傾け、共感の意を示し、非常に丁寧で誠実に対応することによって、顧客の信頼度を以前より高いものにしていくという話です。


それはまさにピンチをチャンスに変えていくというものです。


このピンチをチャンスにという手法が教育においても使える時があります。


それは何か。


大変シンプルなことです。


そう、それは真摯に謝るということです。


例えば、時間割変更したことを忘れていた時、鐘が鳴ってから20分経って生徒が職員室に呼びにきたとします。


いろんな対応の仕方が考えられます。


みなさんなら、どうされますか。


鐘が鳴って、なんで20分も呼びに来なかったのか!と叱る人もいるかもしれません。


確かにそうかもしれませんが、教師がしっかり時間割変更を頭に入れておけば、この問題自体起こっていないわけです。
であるならば、一番悪いのは時間を間違えた教師であるわけです。


こういう時、教室に行って、
「時間割変更したことをすっかり忘れてしまって、みなさんの貴重な授業時間を無駄にしてしまい、本当にごめんなさい。心から謝ります」と言って、丁寧に頭を下げて謝る。


こういうやり方をするのが、私は一番いいのではないかと思います。
悪いことをした時には、しっかり素直に謝る。これにより、生徒の教師に対する信頼はぐっと高まると思います。
私は何度も経験しています


また教師が謝るときには素直に謝るという体験をした生徒は、この姿勢を手本としてインプットしていきます。これは集団作りにもいい効果を及ぼします。


みなさんはどう思われますか?