コーチングの手法 フィードバック 気づきの発見につながることも

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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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コーチングの手法 フィードバック 気づきの発見につながることも


フィードバック


コーチングをおこなう。すると、相手から様々な反応が返ってくる。
たとえば


質問すると


「ハイ」


「ハイ」


「ハイ」


とはきはきと答えるNさん。


ところが次の質問をしたとき、


「ハイ」の声はなく


大きなうなづきだけが起こる。


そして、私が聞きます。


「Nさん、今お話ししていて、ちょっとあれっと思う事があったんですけど、お聞きしてもいいですか?」


「あ、いいですよ」


「Nさん、ずっと元気な声で『ハイ』と返事されていたのに、最後の質問・・・大きく頷きはされましたが、声がなかったですよね。どうしてですか」


「えっ、そうですか」


「声でてませんでしたか?」


そして、Nさんは、そのなぜかを自分に問うのです。



さて、前から私は


体験の超高層タワーマンションみたいなお話しをしていますよね。下に載せておきますので、是非読んでみてください。


*良かったらここを読んでみてください。



なぜ声がでなかったのか?


Nさんは、体験の超高層タワーマンションをさぐっていくことになります。




フィードバックにより起こる事


もしかしたら、Nさんはビルの2階の実はよく知っている部屋に行くかもしれません。


自分は良く知ってるけど、実は人には知られたくないな・・・・っていう部分を聞かれたので、声がでなかったのかもしれません。
(オレは、このことを正面から見たくなかっただんだよなー)


聞かれたので、しょうがないから、その知られたくないことを、しっかり表にだして、コーチに伝えれば・・・・


その部分姿がライトに照らされるので・・・・Nさんは、その問題に対して正面から課題としてあたっていく可能性が高くなるでしょう。



また、あるいは、Nさん自身、なぜ声がでなかったか、わかっていなかった場合もあります・・・・・


(声でてなかっただんだ。なんでだろー、なんでだろーなんでだろー!)


そうしてNさんは、
懐中電灯をもって・・・・ビルを登り・・・暗い部屋を周って、懐中電灯で照らし・・・


「あっ」というものを見つけるかもしれません。
(そうだったのかー)


探していく中で、様々な思考をすることにより、より自分自身を客観的に見るということも起こります。


(いろいろ考えてみたら・・・実はオレって、こうなのかもしれない〔新しい発見〕)



あたらしい自分の発見につながっていく場合もあります。


コーチングにおいて、フィードバックは、様々な気づきを発見させてくれることがあります。