自己成長の秘訣 「向き合う」

みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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槇原敬之の有名な歌に 「どんなときも」というのがあります。


特にファンというわけでもないのですが、この歌の一節がとても好きです。それはどこかというと


どんなときも どんなときも 
迷い探しつづける日々が 
答えになること 僕は知ってるから


教師になりたての頃、ある研修会でのことです。講師のはベテランの女性の先生でした。


彼女はこう言いました。


「船から陸を見ると高い山々がそびえている。どうやって山を越えていけばいいのか‥


と悩んでしまうかもしれません。途方に暮れるかもしれません。泣きそうになるかもしれません。


が、どうぞみなさん,恐れることなくどんどん近づいていってみてください。ぐっと近づいていってみてください。


そうすると壁のように見えていた山に、必ずそう必ず、登る道が見えてきますから」


この話がとても印象に残っています。



長く教員をやって逃げてきた、避けてきたことがいくつもあります。教科のことでも、運動部のことでも、人間関係のことでも‥‥


でも、ある時点で腹をくくって、その問題に正面から向き合っていき、


ああでもない、こうでもないと失敗を繰り返しながらも、努力しつづけていると、


さっき紹介した講師の先生のお話しのように、解決への道が見えてくることが


ありました。


槇原さんの「どんなときも」は1991年の大ヒット曲です。槇原さんが丁度30歳を


まわった頃の曲ではないでしょうか。その若さで


どんなときも どんなときも
迷い探しつづける日々が
答えになること 僕は知ってるから


という歌詞を書けた槇原さん、本当に素晴らしいなと思います。


いい年になってから、失敗は財産、失敗の数の多さが前進への秘訣のような哲学が身に
ついてきましたが、長く長く失敗することを恐れ、逃げる、避けるをいっぱいやってきた
ような気がします。


まだまだ人生は続きます。


これからは、もっと積極的に「迷い探しつづける日々」を楽しんでいきたいと考えています。