目標達成の技術 時間について

多くの目標を、夢のままで終わらせる人と実際に達成できる人の違いはいったいなんだろう。目標を頭に描いた時に猛然とそこに向かっていく人と、頭には思いがありながらも現実には行動しない人がいる。なぜだろう?ここでは、その理由の一つをさぐっていきたい。


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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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目標達成の技術 時間について

 


多くの人が夢や目標をもつ


コーチをしていても、教員をしていても、思うことは、そう時間のことである。


人はいろんなことを夢みたり、空想してみたり、希望してみたりする。


◆起業したいなあ、会社の中で出世したいなあ、あの資格とりたいなあ・・・・・・・


◆〇〇大学行きたいなあ、〇〇の大会でいつか優勝したいなあ、英検準1級とりたいなあ・・・


◆大きな家に住みたいなあ、結婚したいなあ、恋人ほしいなあ、海外旅行したいなあ・・・・


という具合にである。




しかし、悲しいことに多くの場合、これは単なる夢に終わってしまうことが多い。


なぜか?


それは、本気で取り組まないからである。超本気で取り組まないからである。




東京オリンピック



今、多くのトップアスリートが、東京オリンピック出場をめざして、全力で取り組んでいる。


その目標が叶うひとは、ごく少数だが、しかし多くの人がこの目標達成をめざして、本当に死力を尽くして頑張っている。


先日の東京オリンピック選考のマラソン大会を見ても、その壮絶な思いが画面を通して視聴者に伝わったのではないだろうか。



彼等は、みなその目標を達成するために生活しているのである。目標が、彼らの生活を規定しているのである。


まさに、「目標がその日その日を支配する」である。


*参考 元々は横浜高校の創立者である黒土四郎さんの言葉と言われている。中日の松坂大輔選手が大事にしている言葉としてよく知られている。


     富士山に登る、第一歩。

     三笠山に登る、第一歩。

     同じ一歩でも覚悟が違う。

    どこまで登るつもりなのか、目標がその日その日を支配する。



彼等は、目標達成ということが念頭から離れることがないのである。常に考えているのである。いつもそのことを思い、そのことを達成するために日々生活をおくっているのである。


それでも、枠はほんの少数のため目標達成できる人間はほんのわずかである。



この東京オリンピック出場の夢にくらべれば、冒頭に書いた多くの希望や夢を達成することは、かなり可能性の高いことではないだろうか。


一生懸命、このトップアスリートたちのように、毎日をその目標のために、全力を尽くしておくっていけば、目標達成が実現できるのではないだろうか。


それなのに・・・・・・・実際には多くの人が実現できない。


なぜか?




時間


それは、時間を限らないからである。ゴールの時間を設定しないからである。締め切りをつくらないからである。残された時間を明確にしないからである。





人間という動物の大きな特徴は何か?




そう、それは、時間が限られた時に、本気になるという点にある。





今日はここまでにして、また明日続きを書いていきます。


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