「やる気」をあげるしくみをつくる



みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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◆モチベーションを維持するには


まだ20代、運動部の顧問の時。例えば夏休み。一日練習。朝から夕方まで、生徒と私だけ。


誰も来ない。保護者も来ない。こんな日が繰り返される。


夜友人と電話。彼女の話。レジャーの話。


「いいなー」「羨ましなー」と思う。


翌日、また一日練習。生徒と私だけ。


「これでいいのかな」「なんか空しいな」「俺の人生これでいいのかな」と沈む。


こんなことをよく考えていましたね。そして、自分の中のモチベーションが急速に落ちていくときもあったりしましたね。


で、そんな時、どうしたらモチベーションが高まったか?


それは・・・


練習試合をしたとき、合同合宿をしたとき、その道の先達から話を聞いた時、保護者やサポーターがいっぱい訪ねてきたとき、いい本やDVDに出会ったとき・・・・・


こんな時に大いに刺激をうけて、モチベーションが高まったような気がします。


だから、逆をいえばモチベーションを維持・発展させていくためには、自分からこういうことをセッテイングしていくことが大事なのですね。


そして、それを仕組化しておけば、モチベーションが落ちにくい状況がつくられるわけです。


☆あわせて読みたい!

相手のモチベーションを燃え上がらせる秘密の方法 - みきひとのコーチング・教育 虎の巻 (リーダーシップ・人材育成・コミュニケーション・信頼構築など)

◆やる気の構造


では、刺激を受けるとやる気が起こるとはどういうことなのでしょう。


それは、自分の中の感情がプラスの方へ動いていくということなのかなと思っています。


感情がたくさんプラスの方へ動けば、いきいきしている状況、ワクワクしている状況というのがつくられるのではないでしょうか。


「あの人表情輝いているねー」
「何事にも積極的に取り組む〇〇さんって素敵ね!」
「いつも〇〇さん、キラキラしているね。あの人と接すると元気がもらえるよ~」


なんていうふうに人からみられる感じですかね。とってもいいですね。
なれるもんなら、こうなりたいですね。


じゃあ、自分の人生において、こういうふうになるためには、どうすればいいのでしょう。


それは感情がプラスの方へ動くセンサーの数を多く持つようにすることが、大事なのではないでしょうか。


ラーメンに関心がある。
犬が好き!
サッカーに関心がある。
猫が好き!
京都に関心がある。
多くの人に出会って、刺激をもらうぞ!
アフリカに関心がある。
今日帰って、恋人と手つなぎながら御飯たべるぞ!
・・・・
そして、次のワールドカップ見にいくぞ!
今週中に雑誌でチェックした中華でランチするぞ!
来年の秋は、1週間ウイークリーマンション借りて京都過ごすぞ!
今年中に室内犬飼うぞ!
・・・・・
こういった時間を確保するためには仕事バリバリ頑張るぞー!



このように興味・関心・目標などをたくさんもつことによって、
センサーが関連する情報に出会ったときに、「ピピ!」ってプラスに反応する回数をとにかく増やしていくってことが大事なのではないかと思います。


「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」


一日中センサーが反応することが、いきいきワクワクの状況に近づいていくということになるのでないでしょうか。





「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」「ピピ!」と反応するセンサー。


あなたは、どれくらいのセンサーをもっていますか?