話しをする 感情の重要性
みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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◆話すとき大事にしていること
●感情を動かすことは人に必要
話しをするときに、大事にしたいことがあります。
それは、どれだけ相手の感情を動かすことかできるか、ということです。
感情が動く。
これは本当に大切なことです。
小説を読んで、映画を見て、音楽を聴いて・・・・なぜ、みんなこんなことをするのでしょう。
音楽にしても物語にしても・・・これがないという民族はないのではないでしょうか。
人間は、心の動物なので、こういったものに触れて、心が揺れる、つまり泣いたり笑ったりすることによって、いきいき生きていくことができるのではないでしょうか。
「涙活」なんて言葉もありますよね。
*知恵蔵の解説 「涙活」
能動的に泣くことでストレス解消を図る活動。離婚式のプランナーである寺井広樹が提唱している。寺井によれば、人間の自律神経は涙を流すことにより、緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に変化する。よって、たくさん涙を流すほど、ストレスが解消し、心の混乱や怒り、敵意も改善されるという。
感情が動くということは人が人間らしく生きていくのに、必要な事なのです。だから、
話しをする場合でも、相手の感情を動かすことを大事にしていきたいと思うのです
とくに、人を育てる役割をになっている人はは、そういったことを意識しておこなっていくことが大事なのではないでしょうか。
●感情を込める
さらに、教員とかコーチは、コミュニケーションを通して、やる気を高めることが求められます。
その時には、聞き手にぐっとはいっていく、聞き手に刺さる、聞き手の心を動かす、そんな話をする必要があります。
事実だけを並べた無味乾燥な話だと、そうはなりません。
では、どうすれば聞き手を震わせるような話をすることができるのでしょう。
いろいろ方法はありますが・・・・
その一つに「感情を込める」というのがあります。
たとえば結婚式で、新婦の父親の挨拶で、父親が感極まって・・・言葉がたどたどしくしか出ない、あるいは、言葉が詰まるということがありますよね。
聞き手はどんなふうに感じますか?
下手な話だなと思いますか?退屈しますか?
違いますよね。そんなとき、会場のあっちこっちでもらい泣きしている人の姿がみられるというようなことが多いですよね。
つまり、感情は伝わるのです。伝染するのです。
コミックバンドの歌手が笑顔を爆発させて歌えば、聴衆も心が弾み、演歌歌手が涙を流さんばかりに悲恋を唄えば、聴衆も同じように涙するのです。
だから、話すときは感情を込めるのです。
では、感情を込めるとは、いったいどういうことでしょう。
そう、さっきの結婚式での新婦の父親です。父親は「感情を込めてやろう」「聴衆を感動させてやろう」なんてことはこれっぽっちも思っていないのではないでしょうか。
ただ、本当に胸がいっぱいになって・・・・という状態なのです。
だから「感情を込める」というのは、操作的に行うのではなく、その気持ちで胸がいっぱいになっている状態になるということではないでしょうか。
テクニックとして、声色を変えて感情的に語るという方法もあるかもしれませんが・・・
私は、悲しいなら悲しい
嬉しいなら嬉しい
感動しているなら感動している
というように
「本当にどっぷりその感情にひたりきる」
というのがいいのではないかと思っています。
下のユーチューブは、心理カウンセラー衛藤信之さんのスピーチです。私は衛藤さんのことをよく知っているわけではありませんが、この映像はよく見させていただきました。
また、受験勉強で疲れた生徒の心にみずみずしさを取り戻したい・・・という思いで、よく見せたりしていました。
本当に心が震えます。
ぜひ、見ていただいたならと思います。
今日もお付き合いいただいて、本当にありがとうございます。
*「涙活」について紹介しているサイトがありましたので載せておきます。
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